模索し続けることで、
知識の引き出しを増やしていきたい

インタビュー

岡崎事業部

2011年入社

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解析結果から導きだした対策案で開発を支えていく

自動車の耐久性をデジタル上で解析する業務に携わっています。具体的にはブレーキ操作やドアの開け閉めなど、小さな荷重の繰り返しによって引き起こされる現象をシミュレーションにより解析しています。開発段階での試作試験はシミュレーション解析により補われるため、開発期間の短縮やコスト削減に大きく役立っています。また、解析してOKかNGかを判断するだけでなく、解析結果に対する考察や意見をまとめ、強度が不十分な場合は「溶接の位置を変えてみては?」「補強を追加してみては?」など、対策案の提案も行っています。

模索し続けることで、知識の引き出しを増やしていきたい

簡単そうに見える作業であっても、それが自動車の性能や信頼性に繋がっていることを常に意識するよう心掛けています。たとえ小さな形状の変化であっても、解析結果に間違いがあれば後々の開発に影響し、ゼロからのやり直しが少なくありません。慣れてくると、流れ作業になってしまいがちですが、常に新しい発見ができるよう、同じような作業でも違うやり方や効率の良い方法を模索し自身の技術力向上に繋げています。また、作業説明をした際には、後輩からの不明点にわかりやすく答える難しさを日々痛感しています。知識の引き出しを増やすことで、簡潔に伝えられるよう努めていきたいですね。

ゆくゆくは車体の強度解析を担えるチームに

現在のチームは6名体制で、仕事の話からプライベートの話まで何でも気軽に相談しあえる関係です。先輩・上司とも話しやすく、若手メンバーは毎週のように食事に出掛けており、とても良いチームだと思っています。しかし、今のチームで行っている解析は車体全体の一部分に過ぎません。将来的には車体全体の強度解析業務を任せてもらえるように、チーム全体の技術力をもっともっと高めていきたいですね。そのためにも、培ってきた経験・技術を後輩たちに伝承できるよう勉強会を開催するなど、教育環境の整備にも取り組んでいきたいと思っています。

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